『 孫子 』十三編は、兵書であり、その他6つを加えた ものを7書といい、中国の代表的な兵書である。 孫子はその中でも最も優れた古典と呼ばれる。 『 孫子 』の作者は春秋時代の孫武又は戦国時代の孫ヒンのどちらかといわれており、 新資料のなかでも両孫子の混合あることも想定できる。 著者は孫武として、原... 続きをみる
2018年12月に書かれた記事
-
-
韓非子 (著者 金谷治) 第一巻 十過(君主として注意すべき十の過誤を述べたもの。) ※本文参照 十の過ちについて。 第一 小さな誠実をとりあげていると、大きな誠実をさまたげることになる 第二 小さな利益にひかれていると、大きな利益をそこなうことになる。 第三 行動がかたよぅて、かって気まま、外国... 続きをみる
-
韓非子 (著者 金谷治) 第一巻 9項 八姦(姦は悪事。臣下が君権を侵害する悪事に8つの方法があることを述べ、それを防ぐ方法にも言及する。) ※本文参照 文章の一部は、わかりやすく訂正し変更有り 第一は美女を抱かせる、これは君主が心を惑わされるものである。くつろいだ寝室の楽しみにことよせ、飲み食い... 続きをみる
-
韓非子 第一巻 八項 楊かく ※本文参考 臣下の意見を聞き取る方法として、君主の方はそれに一々対等の相手をしない。 虚心静寂でことさらなことをしないのが、根源としての道のありかたであり、 いろいろな物がまじりあって互いに比べあえるのが、事物のすがたである。 そこで、いろいろとつき合わせて物事を比べ... 続きをみる
-
韓非子 第一巻 4項 愛臣(諸侯が大きくなり、重臣が豊になりすぎると、天子や君主が危険になるといい、その対策について) ※本文参照 寵愛する臣下はあまりには慣れ親しむと、必ず君の身をおびやかすことになり、 重臣はあまりに高い身分になると、必ず主君の地位を奪うことになります。 正夫人と第2夫人代3夫... 続きをみる
-
今回は韓非子(著者金谷治)一巻 4項 愛臣 (諸国が大きくなるにつれ、重臣が豊になりすぎると、天使や君主が危険になるといい、曽野対策として私家の勢力の備えの方法について) 5項 主道 (君主の守るべき道について) 6項 有度 (国家の政治について法度を厳重にたてよと言うのが趣旨である) 7項 二... 続きをみる
-
※本文参照 私め韓非は、申し上げることをためらってしぶっているわけではありませんが、 申し上げるのがはばかられる理由は、こういうことです。ものの言い方を、殿さまの 好みに合わせて美しく滑らかにし、のびのびと広がってつづいていくようにすると、殿様からはうわべの華やかさだけで実がないと思われるでしょう... 続きをみる
-
まず先に現代の日本の政治、治安、文化、流行は現代背景が現代人が独創的に創造した産物ではなく、これらは広くとらえれば世界中の歴史、狭くみるなら自国の文化のバトンタッチによって時代を変えながらも進化と衰退、平和と破壊を繰り返し、文化を継承しながら今にいたるわけです。 次に歴史的な儒教家ともなると、誰で... 続きをみる